1923年6月4日生まれ。

幼少より武術を学び、松濤館の船越義珍、剛柔流の山口剛玄、曹寧柱に師事。第二次世界大戦後、身延山に籠り厳しい修行を積む。1947年9月、戦後初の全日本空手道選手権大会で優勝。

1948年4月からは清澄山に籠り、1年半の修行を積む。1950年に下山後、千葉県館山市で牛と格闘する。

1952年に渡米して全米各地を遠征し、空手の演武を行い、プロレスラーやボクサーとの試合を繰り広げて空手の強さをアピール。その後も度々世界各国を歴訪し、演武と指導を行い、空手を世界に広める。
1964年、国際空手道連盟 極真会館設立。1969年には『直接打撃制空手』を提唱し、第1回全日本空手道選手権大会を開催。1975年には通称『カラテオリンピック』と呼ばれる第1回全世界空手道選手権大会を開催して、全世界に極真空手ブームを巻き起こす。世界120ヵ国に公認道場を持ち、1200万人の門弟の総裁として、その生涯を極真空手に捧げた。1994年4月26日、肺癌のため急逝。享年70歳。